私のメールで告白するような初彼氏との思い出

思春期の忘れられない元カレ

わたしが初めて彼氏ができたのは中学三年生のときです。彼は中学三年生になってクラス替えをして、初めて出会った男の子です。出席番号で席に座ったときに隣になった子で、きっかけはわかりませんが、とてもカッコよくて細くて頭が良いある男の子にわたしはゾッコンになっていました。その人は他の女子にもすごくモテる人だったので、わたしなんか恋愛対象じゃないと勝手に思っていました。

 

その彼を好きだという女の子に相談を持ちかけられたり、仲良いからといってわたしを利用してくる人もいたくらいですから、わたしがその彼を好きだなんて口が裂けても言えませんでした。しかし、その彼とはよく目が合ったり話をしたりすることが多く、正直わたしは好きが増えていくばかりでした。

 

ある修学旅行では、班が違うのに話しかけてきてくれたり、すれ違っただけなのに目を合わせてわたしだけに見せる顔をしてくれました。わたしは完全に彼の虜になっていました。当時ケータイメールがまだ全員持っているような年齢ではなかったので、学校で会う以外に手段はありませんでした。しかし、その年の夏休み前に彼がケータイを買ってもらえることが決まり、夏休み前にメールアドレスをもらえたら良いなと密かに期待していました。

 

わたしは元々ケータイを持っていたので良かったのですが、それを向こうが知っているかすらわかりませんでした。それに自分から聞ける勇気もなく、他の女の子にも教えて欲しくない気持ちから広めないようにしていました。すると、夏休み前最後の日、掃除が終わって家に帰ろうと荷物を教室に行ったら彼がいました。

 

偶然にもこのタイミングで2人っきりになってしまい、わたしはドキドキが止まらなくて焦りに焦ってしまったので、恥ずかしくてその場から逃げようと急いで身支度を進めていました。そしたら彼が突然、メアド教えてと一言わたしにいってきました。わたしはあまりの嬉しさに声が震えながらメアドをメモを書いて彼に渡しました。そうしてわたしの1学期は終わりました。

 

そうしてわたしと彼のメールが始まりました。わたしが彼にとって初めての女の子のメール相手だったようで、本当に嬉しかったです。毎日のように楽しい会話で盛り上がり、学校で会えない寂しさが半減されていました。すると、突然向こうから恋愛の話を持ちかけられました。お互いに好きな人がいるということがわかり、誰だかは知らずとも少し期待を寄せていました。そんなとき、急にわたしのことが好きだと告白を受けました。

 

わたしはこれがジョークなのか本気なのかわからなくて、ジョークでじゃあ付き合っちゃうかと言ってみたところ、本当に付き合うことになりました。なんだかほんわかした感じになってしまったのですが、お互い受験勉強で忙しかったためにまったく遊ぶことができず、結局彼が適当な理由をつけてすぐに別れることとなってしまいました。

 

正直、あの楽しかった時間はなんだったんだろうという風に感じていたわたしですが、彼の友人たちはみんな「あいつは本当におまえのこと好きだったよ」とわたしに言うのです。この言葉を信じたかったし、わたしにとっては一緒にいて1番楽しくて凄くタイプだったので本当に好きでした。

 

今でも楽しかった思い出をふと思い出してしまうくらいの恋でした。でもやっぱメールで告白するあたり、会おうとしないあたり、無責任な最低男ですね。こうやってわたしの中学生のときの初恋は終わりました。